大阪の天満にある60年続く自家焙煎の透明感のある焙煎が特徴のコーヒー屋さん『SANWA COFFEE WORKS(サンワコーヒーワークス)』の本店が、あのごちゃっとしたJR天満駅周辺のお店の中では、異彩を放つぐらいのお洒落な店内へと進化し、天満界隈では一番お洒落なコーヒー屋さんとしてリニューアルしました!!
■リニューアル前のサンワコーヒーワークス
ゲッ
店内の写真がないっ
でも、伝わりますよね『ザ・昭和から続く喫茶店』
という感じのコーヒーショップですね。
店内も8席ぐらいしかなく、パッと見た店内の雰囲気も薄暗い。
スナックのような、一見さんお断り。
のようなオーラまで醸し出している。
もちろん客層も『近所のご老人達のコーヒーをすする憩いの場』的な
そんなサンワコーヒーワークスがリニューアルしました。
■仮店舗中のサンワコーヒーワークス
本店が建て替え中の間、15歩ぐらい離れた場所で仮店舗営業。
イートインスペースもなく、テイクアウトオンリーのカウンターだけのお店。
この空間が結構お気に入りでした。
何せ、ちっさいお店で店主の西川さんと、深くて濃いコーヒートークが盛り上がる盛り上がる。
仮店舗のおかげで、僕のコーヒー知識が一気にグレードアップしたのは間違いありません。
■新しくなったSANWA COFFEE WORKS
8席ぐらいのお店から20席近く、喫茶店からカフェへ
『こんなに奥行きがあったのか』とびっくりおったまげですね!!
スタッフも一気に増員。
ここだけの話、リニューアルオープンのドタバタでコーヒーのお味が”ン”
と感じる時がありましたが
今ではすっかり、サンワコーヒー本来のお味が戻ってきました。
抜群の透明感とコーヒー豆の生々しさ
戻ってきたというか、さらにパワーアップした感があります。
うれしいです!!
■SANWA COFFEE WORKSのコーヒー焙煎
『創業60年』というフレーズを聞くと、
深煎りのコーヒー豆をおじいちゃんが焙煎しているのかな?
という風に想像しがちですが、サンワコーヒーは違います。
写真にも写っている3代目の大将が自家焙煎しています。
なので、今風の味です。
ただ、味は今風なのですが年代物のラッキーの焙煎機、経験と勘がモノを言う超アナログマシーンで焙煎しております。
※今は焙煎機が2階に引っ越したので、焙煎姿が見れなくなりましたが。。チョットさみしい。
※今の僕のコーヒーの知識は、ほぼこの大将に伝授していただきました。
超アナログマシンのよいトコロは、大将のさじ加減で味がキマル。
最近のマシーンはフルデジタル化しており、ある程度の設定を決めると、誰でも焙煎ができてしまう。
やはり、職人が肌で豆と対話しながら五感で焙煎する方が人間味が味に出て面白い。
ゴルゴ13もそう言っている
良くも悪くも、焙煎士に降りかかる体調・気のもちよう、その他もろもろの内的要素・外的要素がコーヒーの味(焙煎)に直結してくる。
その人間らしさも全部ひっくるめてコーヒーの味
だから、アナログマシンは面白いですよね。
客としたら、『いつも一定の味を出せよ!!』とはなりますが、あまりにも一定すぎると物語を感じることができないですよね!!
モノからストーリーを感じたい。(妄想を膨らませたい)
ストーリーがあるから価値がある。
■今回頂いたコーヒーは浅煎りと深煎り
エルサルバトルの浅煎りとエチオピア シダモの深煎り。
どちらも、超絶にすっきりした透明感あふれるコーヒーの味でしたが。
エチオピアのシダモの深煎りがヤバかった
何度も言いますが、日本のほとんどの深煎りは豆が焦げた香りが、コーヒーの香りに勝ってしまって、コーヒー(豆)の香りを楽しむ、というコトができない中。
サンワコーヒーの深煎りは、焦げてないし、エチオピアの香りと味を感じることができる。
最高の深煎りでした。
■まとめ
好きになったら通い続けるクセがあるのですが、最近ひいきにさせて頂いているコーヒー屋さんがどこもパワーアップしてきている。
先代の伝統の味も守りつつ、ブラッシュアップしていく。
ホントにコーヒーを飲むたびに、自分は人生をブラッシュアップできているのか、自問自答させられる、美味しいコーヒーです!!
SANWA COFFEE WORKS/サンワ コーヒー ワークス
場所:大阪府大阪市北区池田町17−7
電話:06-6353-9603
営業時間:9:00~23:00
サンワコーヒーのホームページ
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