山下達郎さんの展覧会のアコースティックライブ展、正式名称【山下達郎 Special Acoustic Live展】に行ってきました!
高校生の頃に山下達郎さんのファンになったので、もうファン歴28年の近藤巌です。
これほど長くひとつのモノを愛し続けているのは【山下達郎さん】だけ。
そんな山下達郎さんの初となる展覧会、アコースティックライブ展のレポートをライブアルバムJOYを聴きながら書いていこうと思います!
※山下達郎さんのファンデビューアルバム【SEASON’S GREETINGS】1993年(きっかけがそれかいっ)
※山下達郎さんのファンになったきっかけ【サタデーソングブック】
ライナウっ!
山下達郎さんの展覧会、アコースティックライブ展に行ってきた
山下達郎さんの初の展覧会、山下達郎さんが使用した(ふれた)楽器が展示しているというコトなので、ファンとしては是非拝みたい。
ライブ映像よりも、山下達郎さんご本人がさわった楽器を間近で見れるというコトに大興奮する私です。
ネタバレになるといけないので、私が興味を持ったことだけをピックアップしていきますね♪
やっぱり一番気になる展示内容は山下達郎さんのギター
やはり、気になる展示はギターです。
アコースティックライブ展なので、アコギ(アコースティックギター)&エレアコ(エレクトリックアコースティックギター)
- ギブソン チェットアトキンスモデル:エレアコ/サウンドホールありソリッド
- マーチン D-28:アコギ
- ギルド D-50:アコギ
プロのミュージシャンがこぞって使っているギブソンのアコギJ-45を使っていないところに、山下達郎さんの変態さ(こだわり)を感じます。
※所有はしているっぽい(バンドスコアの表紙に写っている)
楽器単体のいい音よりも、自分の世界観にあったいいモノを選んでいる証拠。
そんなこだわりを持ちすぎる山下達郎さんが大好きです。
山下達郎さんはギターの扱い方が雑?
山下達郎さんはギターの扱い方が雑と感じてしまうのは私だけ。
山下達郎さんのエレキギターといえば、ブラウンのテレキャスター。
ラジオで山下達郎さん自身が『良いギターは雨に濡れ手も大丈夫』とか『ギターがプールに浮いていたこともある』とか発言しています。
※どういう状況でプールで浮いていたのかわかりませんが。
数年前に公開されたライブ映画でも、山下達郎さん歌い終わって袖にはけていく時に、ギタースタンドにギターを置くときにキッチリと収まらず、あのブラウンのテレキャスターが倒れていた。
ファンの見ている私たちの方がゾッとしてしまう出来事なのに、山下達郎さんそのまま何事もなかったように袖に消えていった。
何かにあたってへこんだような打痕も沢山ある。
これ以上いい音のギターはないと言いながら、そんな扱い。
※今回ブラウンのテレキャスターの展示はナシ
展示されていたアコースティックギターもサウンドホールのあたりが、ピックのストロークでガリガリに削れている。
見た目は美しい状態ではないけれども、強い愛着が感じられる。
気に入ったものはどうしようもなくなるまで使い続ける、そんな山下達郎さんの男気を感じるギターです。
いいものはイイ!
ギターの扱い方が雑なんじゃなくて、男前過ぎるだけだなっ。
展示ギターは…
左から
1. Gibson Chet Atkins SST Natural
’64〜’65年製⁈ ’90年に購入⁈達郎はツアーで使用しているGibsonの6弦のエレアコは3本所有している
その内の1本だが、かなりの激しいカッティングストロークの為、サウンドホールの縁が深く削れて、ロゼッタが浮いていた…感動#辰談話室 pic.twitter.com/6e3SY3Wmlh— Mickey51 (@Mickey51Ichi) January 18, 2021
引用元:Mickey51
山下達郎さんのコトにすごく詳しく、いつもお勉強させて頂いています!
山下達郎のライブ映像
山下達郎さんの未公開のアコースティックライブと本チャンのライブ映像です。
いまだにライブ映像のDVDやブルーレイ等が発売されていないので、動く山下達郎さんを見る為の手段は他のアーティストよりも劇的に少なめです。
ライブ映像を商品化しない理由は、ライブの途中に一時停止や途中から見たりされるのが山下達郎さんの意志に沿わないという理由だそうです。
1本のライブをひとつの物語として構成されているからだと考察出来ます。
ただ、いくつかの疑問点があります。
映像を商品化しないのに、あれほどのクオリティーで映像として記録しているのか?
山下達郎さん曰く『資料用』だそうですが、凄い資料です。
山下達郎さんが生きている間はライブ映像を商品化擦る気はないそうで、『俺が死んだらお好きにどうぞ』的な発言はしています。
ファンとしてはありがたい発言ですが、『俺がしんだら、、、、』複雑なキブンにしかなりません。
あっ
圧巻のライブ映像でした!
見逃してはいけないライブ映像会場のディスコグラフィー
意外と誰も気にしていなかった、映像会場のディスコグラフィー。
私は初めて『エレック版のSONGS』のレコードを見ました。
もちろん帯付き!
山下達郎さんのデビューしたバンドの1枚きりのアルバム、シュガーベイブの『SONGS』
『エレック版のSONGS』は、発売すぐにエレックが倒産したため、世の中に出ているのが数千枚といわれている貴重な1枚です。
ヤフオクでも3万前後、もうエレック版は出てこないだろうな。
持ってる人も絶対手放さないし。
山下達郎さん本人でさえ『レコード店で見たことがない』と言っていましたが、奥さんの竹内まりやさんはレコードを持っているらしい。
ファンだったのは有名な話。
グッズ売り場
山下達郎さんのアコースティックライブツアーで販売されるはずだった、グッズが販売されています。
いつも思うのですが、とりみきさんのイラストのグッズは固定ですが、その他のグッズは毎回違うアーティストとコラボしています。
山下達郎さんは頭が固そうな偏屈なオジサンに見えて、凄く柔軟だなと毎回感じるグッズです。
今回のグッズのイラストも、【YAMASHITA TATSURO】というロゴが入っていなければ、20代の人も着れるイラストデザインです。
私も『年齢を重ねても、常に頭をやわらかく柔軟に!』と毎回感じされられる山下達郎さんのグッズです。
LサイズのTシャツ2枚買いました(保存用と着るよう)
※ちなみ私はLサイズのTシャツは裾が長いので、裾を5センチ程切って今風のオーバーサイズ気味加工してに着こなします。
Tシャツの絵を描いたイラストレーター:長場雄さん
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ライブのセットで撮影できる『ライドオンタイム』
山下達郎酸の展覧会のなかで唯一撮影できる場所が、ライブの【ライドオンタイム】で恒例のお立ち台です。
※個人的には【ラブランドアイランド】の拡声器の方が好きです。
皆さん様々なポーズで写真を撮っています。
安心してください、1人で行っても大丈夫です!
スタッフさんが撮ってくれます。
ただ、知らない人が写真を撮ってくれるので複雑な表情、複雑なポーズに仕上がってしまいました。
山下達郎さんの展覧会を考察
山下達郎さんの展覧会のアコースティックライブ展を勝手に考察します。
考察というか妄想です。
今後アコースティックライブ展にいかれる方の参考になれば。
山下達郎さんのファン向けというかマニア向け
よく山下達郎さんは『ファンのため』にという、ありがたいワードを発信して頂けます。
先日開催された、アコースティック配信ライブも『ファンのため』と公言して頂いておりました。
今回のアコースティックライブ展も『ファンのため』です。
ありがたや~。
ただ、個人的には『中級以上のファンのため』と感じました。
マイケルジャクソンの衣装はみんなが興味を持つけれども、山下達郎のジーパンがエドウィン402だと興奮する初級ファンやファンじゃない人はいないと思う。
マニア向けだな。
山下達郎さんは身長172センチで体重が64~66キロの痩せ型なので、エドウィン402がスラっとして見えますが、僕みたいな166センチで体重が64キロの男性がエドウィン402を穿くと、ダボって見えて同じシルエットにならないので注意!
山下達郎の展覧会は、予約したほうがいい?
予約をしようと思ったのですが、予約時間の刻みが細かすぎてノックアウト。
時間に縛られるのがニガテな私は、予約せずにパルコに直撃しました。
予約をしていないのは私だけでした。
偶然、空きがあり入ることが出来ましたが、予約でパンパンだとどれだけ待ったらいいのかわからないよね。
人数制限がキビシイ昨今、ラッキーなタイミングで会場に潜入することが出来ました!
ちなみに、予約した方がオリジナルグッズの特典がつき、さらに300円も安くなるので予約しない私は損をした?!
それでも私は、時間に縛られたくない人。
でも、予約したほうが絶対いいです。
山下達郎さんの展覧会で出会った青年
45歳のオジサンである私が、勇気を出して山下達郎の展覧会に来ていた青年に声をかけてみました。
21歳だそうです。
若い!
目がキラキラしている!
気になるのが山下達郎のファンになったきっかけ、【竹内まりや】だそうです。
山下家あるあるですね。
私も、竹内まりやさんのアルバムを、まあまあ持ってます。
※目的は山下達郎のコーラスを聴くため?!
ライブ会場でも45歳の私が最年少だったのに、最近では20代のファンもチラチラ見受けられます。
山下達郎さんもファンの拡大に成功している。
どんなマーケティングやっ!
『青年に茶をシバキに誘ったら良かったな』と後悔、誰かと山下達郎話がしたい!
なかなかいないよね周りに。
山下達郎さんの展覧会アコースティックライブ展
山下達郎さんの展覧会のアコースティックライブ展、正式名称【山下達郎 Special Acoustic Live展】の感想を書きながら、『コレから見に行く人にネタバレになったらどうしよう』と想いながら書いてみると案外大丈夫そうですね。
あれ以来、山下達郎さんの『THE WAR SONG』の沼にハマってしまい、毎日聴いております。
山下達郎さんには珍しい、メッセージソングです。
ライブアルバムJOYではオープニングがブラス系のシンセサイバーなのですが、アルバムはオープニングがエレピから始まる。
ライブでCDの再現性が高い山下達郎さんなのに、、、、
『ライブは少人数なので音圧が欲しかったのかな』と私の妄想が今日も始まる。
全く飽きない。
今後の山下達郎さんの展覧会アコースティックライブ展
【名古屋】2021年3月20日(土・祝)〜 4月5日(月) 名古屋PARCO