只今、山下達郎さんのライブ【PERFORMANCE 2022】真っ最中です!楽しみで仕方ありません!
そんな山下達郎さんの動画配信を『見るべきか』『どうしようか?』とお悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、わたしが実際に山下達郎さんのライブを体験してわかったことや、どうでもいい些細なコトまでわかりやすくお伝えしていきます!
■まずは【PERFORMANCE 2022】7/2大阪フェスティバルホールのご報告

3年ぶりのライブというコトもあり、『今年69歳である山下達郎氏の体調はどうか?』とか、『コロナ禍のライブってどんなもんよ』という、よからぬ妄想をしていましたが実際に参戦してみると、2022年もいつも通りな絶好調のライブでした。

運よく13列目から参戦できたので、山下達郎氏の表情もキッチリと確認!
ネタバレにならない程度に、余すコトなく解説していきます。
会場の施設編:フェスティバルホール
開演前にビールのビュッフェ
ライブの興奮をさらに高めるアイテムとして、ライブ開始前にビールなどのアルコールを嗜まれる方も多いと思います。
フェスティバルホールのホワイエにあるビュッフェは営業していませんでした。

ライブ前にお酒を飲みたい方は事前に!
開演前にタバコで精神の集中
タバコを吸わない方には申し訳ない情報ですが、土佐堀川を眺めながら頂けるフェスティバルホール喫煙所は解放されていました。
ノンスモーカーの方にはどうでもよい情報ですが、スモーカーには大変重要な情報です。
会場の施設編:まとめ
大阪のフェスティバルホールはビュッフェが営業していないぐらいで、グッズ売り場や本人確認や入場のスムーズさなどはコロナ前と同じ、いつもの感じでした。

本人確認がいつもスムーズなのがびっくりする。
会場の雰囲気編
観客の年齢層
55~65歳ぐらいのカップル(夫婦)が多めな印象です。
お年寄りのミュージシャンが好きな私ですが、、、それぞれのミュージシャンによって客層が違います。
\それぞれのミュージシャンの客層分析/
山下達郎
紳士でキッチリしているお客さんが多め。
チャー(ギタリスト)
昔やんちゃしてたんやろなというお客さん(カップル)が多め。
※チャーさんは昔アイドルだったのか、ライブ終わりステージに花束やプレゼントが並ぶ。
カシオペア(フュージョン)
オタク系多め、ほぼ男。
※年齢層はいずれもほぼ同じ50代前後。

私の好きなミュージシャンのライブを実際に私が見た分析です。。。
山下達郎の客層が一番ノーマルかも。。
5年ぐらい前までは、観客にほぼ若者の姿を見なかったけれども、徐々に若者のファンも増えていっている感じがします。
開演前
若者のライブは、開園時間前から行列を作りゲートが空くのを今か今かと待っているイメージですが、山下達郎のお客様はマイペース。

開園30分前でも会場の着座具合が3分の1ぐらい!
5分前ぐらいにならないと着座率100%にはなりません。
やっぱり大人世代は余裕を持たれています。
セットリストはナイショ
私がセットリストを知りたくない派なので、セットリストはナイショです。
ただ、NEWアルバム『SOFTLY』から2曲!

涙がこぼれそうになりました。。
曲を間違うと、また一からやり直し
歌詞を間違えたり、演奏を間違えたりすると、もう一度やり直す。という噂は聞いていましたが、ついにその現場に遭遇しました!

ある意味レアケースなので、それにも感動。
■ファンでなくても感動するライブ
千原ジュニア氏が山下達郎さんを野外フェスで見た感想を語っていた。
”野外フェスの観衆を一瞬でビターっと沈黙させた山下達郎さん、あれがホンマもんの歌唱力っていうねんな”
■最初から立たない
最初から立っていると山下達郎さんから怒られる、前半戦は黙って山下達郎さんの美声を浴びるのが決まり。
後半戦、あの曲が始まれば観客が総立ちになる。
ちなみに【あの曲】はシングルカットをしていない曲で、音がなるクラッカーが必須アイテムとなっております。
2022年もクラッカー持参でお願いします!
コロナ禍あるので、クラッカーはどうなのか?という心配をしていましたが『クラッカー持参でお願いします。』

音だけの中身の出ないクラッカーね!
■観客は一緒に歌うコトを許されない
『セイ イェー』などのコールアンドレスポンスもなければ、一緒に歌うことも許されない。
なぜなら、山下達郎の歌を聴きに来ているのだから。
ただ、曲と曲のあいだの掛け声(ツッコミ)は許されている。
コロナ禍で、観客の声出しが禁止され一緒に歌えず盛り上がり方を試行錯誤している若者ミュージシャンとは違い、2022年もいつもと同じライブでした。

ちょっと特殊かもね。。。
■山下達郎さんのライブはプラチナチケット
実は山下達郎さんのライブはプラチナチケット2倍~10倍ぐらいの倍率だそうで、私も毎回2つに1つは落選しています。
他のアーティストの『ライブチケット発売中』という宣伝を聞いたことがありますが、山下達郎の『ライブチケット発売中』という宣伝を聞いたことがない。
聞いたことがあるの宣伝は『山下達郎のライブチケット〇月〇日より発売開始!』
プラチナチケットなんだからそんな宣伝はせずに、こっそり発売してほしいものだ。。
■山下達郎のジャンルはロック
毎週日曜の14時から【サンデーソングブック】という番組を東京FM系(関西ではFM大阪・KISS FM)でされています。
その中で、山下達郎さんは自分のジャンルを【ロック】と公言します。
違和感しかありませんでしたが、今回のライブにあたり山下達郎さんが出したコメントをみて、納得しました。
”どこも修正などする必要がない演奏素材が準備出来た”
こんなにかっこいいコメントをするのは、若手のロックンローラーしかいませんよね。正真正銘のロック魂です。
たまに、やんちゃなコメントを発するのが山下達郎さんの愛されポイントです。
■海外公演のオファーもあった
80年代の山下達郎氏がイケイケどんどんだった頃、海外公演のお誘いがよくあり、全て断っていたそうです。
理由として山下達郎さんのライブがプラチナチケットな為『国内のお客様もライブを観れていないのに、海外でライブをするのは日本のお客様に失礼』ということをよく言われていました。
ただ、最近のコメントでは『ライブはMCを含めてが一つのライブなので、言葉の通じない海外ではライブをしない』とコメントを残している。
■ライブの時間(ライブの長さ)
実際、山下達郎のライブは【さだまさし】のライブほど喋りは多くないが、近年では喋りのパートが増えてきているような気がする。
2019年のライブは3時間半ごえ、そのうちの1時間はしゃべっていたかもしれない。
※関西人なので少し盛りました💦

2022年は2時間56分でした(それでも長い!)。
山下達郎のラジオでも年齢を重ねてきたので、『ロングなライブは控える』とおっしゃっていましたね。
ライブが長いけれども、おトイレ休憩は無し。
今回の山下達郎さんのライブ【PERFORMANCE 2022】では、おトイレ退席をする方が今までで一番多かった気がします。

私も数年前に1度あります💦
高齢のミュージシャンは2部制にして、おトイレ休憩をはさむアーティストもちらほらいます。
数年前のラジオで山下達郎は『おトイレ休憩を間に入れるつもりはない』とおっしゃっていましたが、今年のライブの様子を見ていると気が変わりそうな人数でした。


■山下達郎バンドのドラム青山純と小笠原拓海
80年代以降、山下達郎バンドのドラムといえば青山純氏だった。
いい意味でモッタリした叩き方、まるで歌っているかのようなハイハット(ちっちゃいシンバル)の刻みなど、独特なドラム奏法で山下達郎バンドを支えていましたが、90年代半ばミーシャに取られました。
その、後任として加入したのが小笠原拓海。
青山純と小笠原拓海ではドラム奏法が全く違うので曲のイメージまで何か違う。
ドラムが変わるだけでこれだけ違うのか?と自分でも驚きでした。
山下達郎氏もライブで『昔の方が良かったというやつは家でCDでも聞いてればいい』と豪語していた。(ここでもロック魂が炸裂!)
私も青山純派だったので、ライブを聴いていて正直しんどい時もありましたが、2019年のライブからは小笠原拓海のドラミングの聞こえ方が全く違いました!
僕の耳がなれたのか、小笠原拓海が馴染ませたのかはわかりませんが、全く違和感がなく山下達郎のあのグルーブが蘇ってました。

さらに2022年のライブでは小笠原拓海のドラムがが凄かった。
間違いなく最高のバンドです
どのバンドもそうですが、バンドメンバーチェンジ後のあるあるですよね。
山下達郎バント、20年間ほぼメンバー変わってません!
bass:伊藤広規
keyboard:難波 弘之
■山下達郎さんとギター
山下達郎氏のエレキギターは友達から5万円で買った【フェンダーUSAのテレキャスター】気に入ったらそれ一筋の一途な男。
『あれより音のいいギターに出会ったことがない』
そこまで言うエレキギターなら死ぬほど大事にしそうなのに、ギターの扱い方は雑。
ギターが倒れても、雨にぬれてもプールに落ちてもへっちゃら。

2012年に映画館で公開された『山下達郎シアターライブ』で、山下達郎氏がギタースタンドに置いたテレキャスター(ギター)が倒れていく姿が映ってましたね。
山下達郎さん曰く『いいギターっていうのは少々何があっても大丈夫』と小学生みたいなことを発する山下達郎氏はお茶目。

見ているこっちのほうがヒヤヒヤしますね💦

■山下達郎さんと野外フェス
年1回は必ず参戦する野外フェス、山下達郎さんが野外?!
そういうイメージが全くないですよね!
年間30~50本近くライブをこなす山下達郎さん、その中に野外フェスを入れるのが最近の恒例行事。
おそらく山下達郎さん69歳にして、まだまだ貪欲。
自信のライブの客層とは違うアウエーの環境の中で、どこまでいけるのか?を確認しているのではないかと私は思います。
■まとめ
69歳になっても、生声を届けてくれる生達(山下達郎)。
かなりへそ曲がりで、しれっと意見が180度変わるコトもしばしば。
突然『ライブをもうやらない』とか言いだしかねないので、活きが良くピチピチしているうちにまだ生達を見られていない方は是非どうぞ!

どうしても、ライブにいけない!という方はライブアルバムを是非!
いまだに週1は必ず聞いています。。。


