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雨は夜更け過ぎに クリスマスイブ:山下達郎 のWOWを考察

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山下達郎
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今年もクリスマスの時期がやってきましたね。
クリスマスと言えばクリスマスソング、
クリスマスソングといえば山下達郎の『クリスマス・イブ』
『クリスマス・イブ』といえば
『さいれんな~い ウォイェ~ ホリーナーイ』ですね。

今回のブログは『ウォイェ~』に注目してみました。

チョットその前に、『クリスマス・イブ』について
発売された当初はシング曲というわけではなく、1983年に発売された山下達郎のアルバム『メロディーズ』の10曲目、レコードでいうとB面の5曲目にひっそりと入っている1曲でした。
そんな1曲なのでキャッチーに作られたわけではないので、曲の構成も実験的(やりたい放題)な曲です。

※まだ初リリースがヴァイナル(レコード)の時代ですね!!
※山下達郎氏はCD・ヴァイナル(僕たちがレコードと認識しているもの)などの、音楽を記録しているものを、全て【レコード】と呼び、その中のCDやヴァイナルという記録媒体があるという考え方。【record】の意味は【記録】なので、英語に忠実なのか、ただの変わり者か。。
約25年以上山下達郎ファンをやってきた結果、ただの変わり者と認識しております。

今日のブログでは、そのクリスマスイブで、山下達郎が合いの手の『WOW~』を考察したいと思います。

歌詞カードに載らない歌詞を分析していきますね。
『サイレンナ~イ WOW~ ホリーナーイ』のWOWです。

では早速、考察していきましょう。

 

雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう
Silent night, Holy night
歌いだしの部分には(WOW)は、入ってきませんね。
きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ muu
Silent night, (WOW EVER)Holy night
(WOW EVER)
『ウォ エバ』入りました。
※あくまでも、僕の聞き取り&解釈なので、信じるか信じないかはあなた次第。
WOWに特に言葉の意味はないので、置いといて、【EVER】です。

『きっと君は来ない、一人きりのクリスマスイブ』にかかってますね。
【EVER】今まで。

今までは彼女がいたんですね。
※英語版のクリスマスイブでは(WOW EVER)ではないので、ここでのエバーの意味は『今まで彼女がいた』という意味合いを強調していると考察できますね。
心深く 秘めた思い
叶えられそうもない
WOWなし
必ず今夜なら 言えそうな気がした hum
Silent night, (WOW AGAIN NOW)Holy night
『ウォ~~ァゲナ』
今夜なら言えそうな気がしたんですよね。。。
手遅れなんですよね
なので、アゲインナウ!!
もう一度!!今!!(チャンスを!!)
そう考察できますよね。
まだ消え残る 君への思い
夜へと降り続く
WOWないですね

 

街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき Aha~
Silent night, (WOW~ AGAIN)Holy night
『ウォ~アゲ』
アゲインですよ、あの時をもう一度ですよ!!
女々しい男の歌です。
雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう muu~
Silent night,(Wo Wo Wo AGAIN) Holy night
『ウォッウォッウォッ ァゲン』
低い音域から一気にこの曲の最高音のWoが飛び出る、クリスマスイブでの一番好きなWoです!!
ココだけ何度もリピートして、覚醒するポイントです。
『もう一度お願い、ホントにお願い』とシャウトしていますね。
きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ hmu~
Silent night, (WOOOOW AGAIN)Holy night
『うぉ~~~アゲン』です。
■考察まとめ
山下達郎は意味のないことはしない。
『クリスマスに失恋したよ』という報告のソングではなく
私にもう一度チャンスを頂戴という懇願系の失恋ソングでした。
何度も言います、残さず言いますが
個人的見解です。

 

ただ、エヴァーやアゲインを踏まえて歌詞をたどってみると、また違った情景になり、ますます山下達郎のクリスマスイブにはまってしまいます。
ライブバージョンやアコースティックバージョンでも、同じ場所同じ個所でWOってますが、アコースティックバージョンでは『エバー』ではなく『アゲイン』です。

 

ここまで、完璧に再現する山下達郎があえて『エバー』から『アゲイン』に変えたのか、謎が深まるばかりです。

山下達郎のクリスマスイブシリーズ